2020-05-20 第201回国会 参議院 予算委員会 第20号
ところが、新型コロナウイルスは潜伏期があって、その発症初期があって、そこでも感染するということですよね。潜伏期、発症初期の患者を一般国民と見分けるのができない、区別することが難しいということで、一般国民の接触そのものを下げる、つまり全体のアクティビティーを下げないとこの感染の拡大が防げないということから、この社会的隔離というのが広がっているわけであります。
ところが、新型コロナウイルスは潜伏期があって、その発症初期があって、そこでも感染するということですよね。潜伏期、発症初期の患者を一般国民と見分けるのができない、区別することが難しいということで、一般国民の接触そのものを下げる、つまり全体のアクティビティーを下げないとこの感染の拡大が防げないということから、この社会的隔離というのが広がっているわけであります。
ところが、今回の場合、潜伏期間あるいは発症初期の方からも感染が起こるということがわかっていて、発症初期あるいは潜伏期の人を一般の人から見分けるのが大変だということになるわけですね。そうであるならば、その人たちをのけられないなら、社会全体のコンタクトを避けなきゃいけないということでこの社会的隔離が続いているわけであります。
インフルエンザやSARSであると、ほとんどの患者さん、発熱をするという経過はあると思うんですが、なかなか発症初期に発熱がないというケースがあるというふうに言われてきていると思うんです。 今、政府は、まあ政府というか専門家会議もですけれども、三十七・五度、四日間は自宅で経過観察という、そういうことを言っています。
私の認識では、緩和ケアというのは、がんであれほかの循環器疾患であれ認知症であれ、発症初期から緩和ケアは始まると思っています。これはQOLの向上ですから、入院しようが在宅療養であれ、生活があるわけですね。ですから、QOLの向上という観点を考えれば初期から緩和ケアというのは私は必要だと思っています。終末期のホスピスみたいなもののイメージが広がっていますけれども、それは違うというふうに思っています。
認知症地域支援推進員の方も、平成二十六年度時点では二百十七の市町村に設置の見込みでありますけれども、平成三十年度には同様に全ての市町村、つまり千七百を目標にするということですが、これ、認知症の発症初期の初動体制を支える大変大事な取組です。 今後の認知症初期集中支援チーム及び認知症地域支援推進員の配置の見込みについて、専門職の数の確保の見通しも含めて示してもらいたいと思います。